倉敷市内16店舗が織りなすハロウィンスイーツの祭典
倉敷市内の飲食店では現在、「倉敷ハロウィンアフタヌーンティー」が開催されており、ハロウィーン(10月31日)をテーマにしたスイーツや軽食が楽しめる特別なイベントが注目を集めています。2025年10月1日から11月10日まで、16店舗が参加して展開されているこのイベントは、価格帯2,000円~6,000円(要予約)で、各店舗が創意工夫を凝らしたハロウィン限定メニューを提供しています。
参加店舗では、カボチャのスープやムース、お化けを模した大福やミニバーガー、ミイラをモチーフにした生春巻き、コウモリをかたどったクッキーなど、見た目にも楽しい特製メニューが用意されています。さらにイチジクのパフェをはじめ、旬の果実を使ったメニューも充実しており、単なるハロウィン演出を超えた質の高い料理体験が提供されています。
木村:地域の飲食店が連携してこうしたイベントを開催することで、倉敷の食文化の豊かさと創造性が広く伝わりますね。特に季節感を大切にした日本の文化とハロウィンという西洋文化の融合は、国際的な観光都市である倉敷らしい取り組みだと感じます。
注目店舗の特色あるメニュー展開
今回のイベントで特に注目される店舗として、いがらしゆみこ美術館カフェプリンセス(倉敷市本町9-30)が挙げられます。同店では「魔女と黒猫のハロウィンパーティー」をテーマに、魔女とブラッドヨーグルト&ムーンマカロン、季節のフルーツ盛り合わせ、黒猫オムライス、ジャックプリン(店舗自信作)、そしてファーストドリンクをトマトジュースにした特別演出など、統一感のあるメニュー構成を展開しています。
さらに同店では、お姫様ドレスを着用してティーパーティーを楽しめる体験を提供。事前予約制でお食事代に加えて1,900円でドレス着用とスタジオ撮影が可能となっており、倉敷アフタヌーンティー利用者全員には「いがらしゆみこ美術館」への無料招待券(ショップで使える100円割引クーポン付き)も提供されます。
一方、健康志向のアプローチを取る糀cafe dining ユーカリ(倉敷市玉島爪崎439-3)では、「発酵と米粉のアフタヌーンティー」として、旬のぶどうを使ったゼリーと米粉クッキー、温かいかぼちゃのポタージュ、おばけとコウモリの形をした米粉クッキー、白糀の甘酒(甘すぎず、程よい酸味)、米粉のクッキーシュー、モンブランタルト(塩麴使用)などを提供しています。
参加店舗とメニュー一覧
| 店舗名 | 住所(倉敷市内) | 提供物 |
| キャンドル卓 渡邉邸 | 倉敷市本町(八間蔵内) |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| 倉敷ロイヤルアートホテル レストラン | 倉敷市中央1-1-44 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| くらしき桃子 総本店 | 倉敷市阿知2-23-19 |
ハロウィン桃づくしアフタヌーンティー
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| MOMOKO TERRACE(くらしき桃子市民会館店) | 倉敷市民会館1F |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| 廣榮堂 倉敷雄鶏店 | 倉敷市阿知2-6-1 |
ハロウィン和スイーツアフタヌーンティー
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| いがらしゆみこ美術館カフェ プリンセス | 倉敷市中央1-4-15 |
ハロウィンプリンセスアフタヌーンティー
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| atelier&salon はしまや | 倉敷市西阿知町西原356-1 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| Café Cascade | 倉敷市中央1-3-18 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| 武野屋 別邸 | 倉敷市阿知3-12-11 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| オールカフェ×タニタカフェ あちてらす倉敷店 | 倉敷市笹沖1295-1 |
ヘルシーハロウィンアフタヌーンティー
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| KNOT Tea & Farmkitchen | 倉敷市本町5-25 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| Restaurant Felicion | 倉敷市阿知2-8-16 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| LUCIAS | 倉敷市新田369-1 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| 72cafe | 倉敷市中央2-1-15 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| Cafe Restaurants Bon voyage | 倉敷市鶴形1-4-15 |
ハロウィンアフタヌーンティー
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| 糀cafe dining ユーカリ | 倉敷市西阿知町712-1 |
ハロウィン発酵アフタヌーンティー
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イベントの背景と地域文化への貢献
この「倉敷ハロウィンアフタヌーンティー」は、2024年に倉敷アフタヌーンティーが誕生10周年を迎えたことを記念して新設されたイベントで、今年が2回目の開催となります。従来の倉敷アフタヌーンティーでは、夏は岡山県産の桃またはぶどう、冬は岡山県産のいちごを使用するというルールがありましたが、ハロウィン期間は「岡山県産フルーツならなんでもOK」という緩和されたルールにより、より多様なメニュー展開が可能となっています。
店主らでつくる実行委員会の森田美紀さん(37)は「初開催の昨年は見た目がかわいいと好評だった。季節に合わせた限定メニューを楽しんでほしい」とコメント。各店舗は「いかにハロウィン感を演出するか」に全力で取り組んでおり、通常のメニュー作成に加えてハロウィンの装飾を施すため、「作るのは大変、でも楽しい」と店舗関係者が語るように、創作意欲を刺激するイベントとなっています。
さらに特別企画としてフォトコンテストも開催されており、倉敷アフタヌーンティー公式InstagramまたはXのアカウントをフォローし、「#倉敷アフタヌーンティー」と「#倉敷ハロウィンスイーツ」を付けて投稿すると、ステキな投稿をした方にプレゼントが当たる仕組みも用意されています。
木村:10年という歴史の重みと、そこから生まれた新しい取り組みは素晴らしいですね。岡山県産フルーツの活用ルールを緩和することで、各店舗の創造性を最大限引き出している点も戦略的だと思います。
まとめ:倉敷の食文化と創造性が生み出すハロウィン体験
「倉敷ハロウィンアフタヌーンティー2025」は、単なる季節イベントを超えて、倉敷市内の飲食店による地域協働の取り組みとして文化的価値を持つイベントに発展しています。16店舗それぞれが独自の解釈でハロウィンメニューを展開し、価格帯2,000円~6,000円という幅広い選択肢を提供することで、多様な顧客ニーズに対応しています。
特に注目すべきは、従来の和洋折衷の料理文化に根ざした倉敷の店舗が、ハロウィンという西洋の文化的要素を巧みに取り入れながら、岡山県産の食材を活用した地域色豊かなメニューを創出している点です。健康志向の発酵食品を活用したメニューから、エンターテイメント性を重視したドレス体験付きのサービスまで、各店舗の個性と専門性が存分に発揮されています。
11月10日までの期間中、要予約制でありながら公式サイトやSNSを通じた情報発信も充実しており、フォトコンテストなどの参加型企画により、来店客との双方向コミュニケーションも図られています。
木村:このイベントは倉敷の食文化の多様性と創造性を象徴する取り組みですね。各店舗が競い合いながらも協力し、地域全体で盛り上げる姿勢は、他の地域でも参考になるモデルケースだと思います。岡山・倉敷・総社エリア全体の食文化の魅力を発信する上でも、こうした連携事業の価値は計り知れません。



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