サンロード吉備路が12月から休館―改修工事で2026年6月再開予定

岡山県総社市を代表する温泉宿泊施設が大規模改修へ

岡山県総社市の代表的な観光施設である国民宿舎サンロード吉備路が、2025年12月1日から約6ヶ月間の休館に入ることが発表されました。2003年の開業から22年が経過し、老朽化に伴う大規模な改修工事を実施するためです。年間23万7千人超が利用する地域の重要な観光拠点が一時的に休館することで、地域経済や観光への影響が注目されています。

総社市三須に位置するこの施設は、温泉、レストラン、コンベンションセンターを備えた総合宿泊施設として、地元住民だけでなく県内外からの観光客にも親しまれてきました。今回の改修工事は総額3億1,350万円をかけて内外装改修、浴室の大規模改修、屋上防水改修などを行い、2026年6月の営業再開を目指しています。

木村:

22年も経てば、どんな施設でも傷みが出てくるものです。年間23万人以上が利用する施設ですから、安全性と快適性を保つために今回の大規模改修は必要不可欠ですね。半年間の休館は長いように感じますが、リニューアル後の施設が地域の新たな魅力になることを期待しています。吉備路エリアの観光拠点として、さらに魅力的な施設に生まれ変わってほしいですね。

施設概要と改修工事の詳細

サンロード吉備路は、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)3階建、延床面積6,803㎡の規模を誇る国民宿舎です。客室は全39室を備え、温泉施設やレストラン、各種会合にも対応できるコンベンションセンターを併設しています。

今回の改修工事の主な内容は以下の通りです:

改修項目 内容
内外装改修 建物全体の老朽化した内装・外装を一新
浴室大規模改修 温泉施設の設備更新と機能向上
屋上防水改修 雨漏り防止と建物の長寿命化
総工事費 3億1,350万円

休館期間は2025年12月1日(月)から2026年5月31日(予定)までの約6ヶ月間。営業再開は2026年6月を予定していますが、詳細な再開日については後日あらためて発表される予定です。

利用者への対応と注意事項

休館に伴い、施設側では利用者への配慮として、各種利用券の有効期限についての案内を行っています。

無料入浴券および宿泊・入浴利用券をお持ちの方は、2025年11月30日(日)までに必ず使用するよう呼びかけています。この日を過ぎると利用できなくなるため、券をお持ちの方は早めの利用が推奨されます。

また、宿泊予約についても11月30日までの分は通常通り受け付けていますが、12月以降の予約は受付停止となっています。既に予約されている方への個別連絡も順次行われている模様です。

隣接施設「きびじつるの里」は通常営業を継続

サンロード吉備路の休館に伴い、隣接する人気施設への影響も気になるところですが、きびじつるの里については通常通り開園することが発表されています。

「きびじつるの里」は、国の天然記念物であるタンチョウを飼育する施設で、現在11羽が飼育されています。これは全国で第4位の飼育規模を誇り、総社市の貴重な観光資源となっています。

きびじつるの里 施設情報

  • 開園時間: 8:30〜17:00
  • 入園料: 無料
  • 休園日: 年中無休
  • 飼育羽数: 11羽(全国第4位)
  • 問い合わせ: 0866-90-2431

サンロード吉備路が休館中でも、タンチョウの優雅な姿を見に訪れることは可能です。特に冬季は鶴の美しい姿が際立ち、カメラ愛好家にも人気のスポットとなっています。吉備路観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

農産物直売所「サン直ええとこそうじゃ」は仮設店舗で営業継続

地元住民に親しまれている農産物直売所「サン直ええとこそうじゃ」についても、休館期間中の対応が発表されています。

現在、サンロード吉備路のピロティ(建物1階の柱だけの開放空間)で営業している同店は、施設の休館に伴い一時休業しますが、12月6日(金)から敷地内駐車場に設置される仮設店舗にて営業を再開する予定です。

休業期間は12月1日(月)〜12月5日(木)の5日間のみで、その後は仮設店舗での営業となります。地元の新鮮な野菜や果物、加工品などを取り扱う同店は、地域住民の日常の買い物スポットとしても重要な役割を果たしており、営業継続は地元にとって朗報と言えるでしょう。

木村:

直売所が営業を続けてくれるのは本当に助かります。地元の新鮮な農産物が手に入る場所は貴重ですし、生産者の方々にとっても販売の場が確保されることは重要です。わずか5日間の休業で仮設店舗に移行できるのは、運営側の努力の賜物ですね。地域経済への影響を最小限に抑える配慮が感じられます。

まとめ:リニューアルで新たな魅力を期待

国民宿舎サンロード吉備路の休館は、22年間の運営で蓄積された施設の老朽化に対応するための必要な措置です。年間23万人以上が利用する施設だからこそ、安全性と快適性を維持するための投資は避けられません。

休館期間中も隣接する「きびじつるの里」は通常営業を続け、農産物直売所「サン直ええとこそうじゃ」も仮設店舗で営業を継続するなど、地域への影響を最小限に抑える配慮がなされています。これは施設運営側の地域との共生を重視する姿勢の表れと言えるでしょう。

総社市は備中国分寺や作山古墳など、古代吉備文化の遺跡が点在する歴史ロマンあふれるエリアです。サンロード吉備路はそんな吉備路観光の拠点施設として重要な役割を担ってきました。

2026年6月の営業再開後は、リニューアルされた施設で、より快適な宿泊体験や温泉を楽しめるようになることが期待されます。特に浴室の大規模改修により、温泉施設としての魅力がさらに高まることでしょう。

木村:

約半年後のリニューアルオープンが今から楽しみです。総社市の観光資源としてだけでなく、地域住民の憩いの場としても重要な施設ですから、より魅力的に生まれ変わることを期待しています。吉備路エリアは歴史と自然が調和した素晴らしい場所です。サンロード吉備路が新たな魅力を加えることで、さらに多くの人々に総社の良さを知ってもらえるきっかけになればと思います。休館中も周辺には魅力的なスポットがたくさんありますので、ぜひ吉備路エリアを訪れてみてください。

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