27年の歴史に幕を下ろす津島モール店
岡山市北区のフレスタモールカジル津島内にある「マクドナルド津島モール店」が、2026年2月28日(土)をもって閉店することが明らかになりました。1999年の開店から27年間、地域の人々に親しまれてきた店舗が、その歴史に幕を下ろします。
最終営業日の2月28日は、通常の営業時間(10:00〜20:00)ではなく、10:00〜15:00の短縮営業となります。昔懐かしいカタカナフォントの看板が残る店舗として、多くの人の記憶に残っている場所でもあります。
木村: 27年という長い期間、同じ場所で営業を続けてきた店舗が閉店するのは寂しいですね。短縮営業での最終日となるので、お別れに訪れる方は時間に注意が必要です。私も学生時代に何度か利用した記憶があります。
店舗の詳細情報とサービス内容
マクドナルド津島モール店は、フレスタモールカジル津島のテナント型(インショップ)店舗として営業してきました。店舗の基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | マクドナルド津島モール店 |
| 住所 | 岡山県岡山市北区津島南1-2-7 |
| 電話番号 | 086-251-9834 |
| 通常営業時間 | 10:00〜20:00 |
| 席数 | 48席 |
| 駐車場 | 300台(モール共用) |
| 最終営業日 | 2026年2月28日(土)10:00〜15:00 |
| ドライブスルー | なし |
| 朝マック | なし |
テナント型店舗という性質上、ドライブスルーや朝マックのサービスは提供していないのが特徴でした。また、営業時間が10:00〜20:00と他のマクドナルド店舗と比較して短く、モールの営業時間に合わせた形態となっていました。一方で、FREE WiFiやモバイルオーダーには対応しており、現代的なサービスも取り入れていました。
フレスタモールカジル津島の歴史とテナント動向
マクドナルドが入居するフレスタモールカジル津島は、長い歴史を持つショッピングセンターです。
施設の変遷
- 1978年:「津島中鉄SC(ショッピングセンター)」として開業
- 1996年:中鉄SCが閉店し、ベネッセグループの南方エンタープライズに売却
- 1996年:フレスタが岡山県に初出店(津島店)
- 2015年:フレスタ津島店がリニューアルオープン(売場面積423坪)
約50年近い歴史を持つこの施設は、時代とともに形を変えながら地域の買い物の場として機能してきました。現在はフレスタをキーテナントとして、11のテナントが営業しています。
最近のテナント動向としては、2025年11月に2階のTSUTAYA津島店跡地に「しまむら津島店」がオープンしたほか、ブランチ北長瀬から「本の森セルバ」が移転してくるなど、新しいテナントの入居も続いています。一方でマクドナルドの閉店により、飲食テナントが減少することになり、モール全体の魅力にも影響が出る可能性があります。
岡山市内のマクドナルド閉店が連続、インショップ型店舗の整理が進む
実は岡山市内では、マクドナルドの閉店が続いています。津島モール店の閉店に先立ち、2025年12月30日には岡山市北区下中野の「岡山モール」1階にあった「マクドナルド ヤマダデンキ岡山下中野店」が閉店しました。こちらも25年間の営業でした。
2店舗の共通点
- 複合施設(ショッピングモール)内のインショップ型店舗
- ドライブスルーなし・営業時間が限定的
- 20年以上の長期営業店舗
- 最終日の営業時間は15時までの短縮営業
岡山モールでは、マクドナルドの他にもセリアやホビーオフなどのテナントが次々と撤退しており、施設全体の活気が失われつつあります。この傾向は、テナント型店舗の収益性の課題や、郊外型ショッピングセンターの苦境を象徴しているとも言えるでしょう。
木村: 2ヶ月で2店舗の閉店というのは、単なる偶然ではなく、マクドナルドの戦略的な店舗の見直しが進んでいる証拠ですね。インショップ型で営業時間が制限される店舗よりも、24時間営業やドライブスルーが可能な独立店舗へのシフトが加速している印象です。
閉店後の代替店舗情報|岡山野田店・イオンモール岡山店が最寄りに
津島モール店の閉店後、周辺の利用者は以下の店舗が最寄りのマクドナルドとなります。
| 店舗名 | 住所 | 営業時間 | 席数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 岡山野田店 | 北区野田4-14-8 | 店内 5:00〜23:00 DT 24時間 |
107席 | 朝マック対応 ドライブスルー24時間 駐車場26台 |
| イオンモール岡山店 | 北区下石井1-2-1 | 7:00〜21:30 | 114席 | 準都心型店舗 駐車場2500台 岡山駅から徒歩圏 |
岡山野田店は、ドライブスルーが24時間営業という大きなメリットがあります。深夜や早朝にマクドナルドを利用したい方には最適な選択肢です。津島モール店にはなかった朝マックも利用できます。
イオンモール岡山店は、岡山駅の近くという立地の良さが魅力です。ショッピングのついでに立ち寄りやすく、席数も114席と余裕があります。ただし、ドライブスルーはありません。
📍 総社・倉敷エリアの方へ
総社市の方には「マクドナルド総社溝口店」(総社市溝口63-1)が最寄りとなります。営業時間は7:00〜23:00で、ドライブスルーも完備しています。
全国的な店舗ポートフォリオ最適化の一環、倉敷では新規出店も
岡山市内でマクドナルドの閉店が続いていることから、経営不振を懸念する声もあるかもしれません。しかし実態は異なります。日本マクドナルドは2025〜2027年の中期経営計画において「店舗ポートフォリオの最適化」を重点項目に掲げており、戦略的な店舗の入れ替えを進めています。
マクドナルドの出店・閉店計画
- 2025年度実績:新規出店120店舗、閉店83店舗、純増37店舗
- 2026年度計画:40〜80店舗の純増、350〜400店舗のリモデル
- 3年間目標:100店舗以上の純増、1000店舗以上のリモデル
- 2025年末時点:総店舗数は約3000店を突破
つまり、閉店する店舗数よりも新規出店の方が多いのです。キャパシティ不足や収益性の低い店舗を整理する一方で、より収益性の高い立地への出店や、ドライブスルー対応店舗への転換を進めているというのが実態です。
実際、岡山県内でも新規出店は続いています。2025年12月には倉敷市に「マクドナルド倉敷真備店」が新規オープンしました。岡山県全体では閉店前の時点で約37店舗のマクドナルドが営業しており、今後も一定の店舗網は維持されると見られます。
木村: 倉敷真備店の新規オープンは、西日本豪雨からの復興が進む真備地区にとって明るいニュースでした。マクドナルドは経営危機ではなく、むしろ積極的に店舗網を拡大しているんですね。閉店は寂しいですが、より良い店舗への生まれ変わりと捉えることもできます。
まとめ|時代に合わせた店舗展開の転換期
マクドナルド津島モール店の閉店は、27年という長い歴史を持つ店舗の終焉であり、多くの人々にとって思い出の場所が消えることを意味します。最終営業日の2月28日(土)は15時までの短縮営業となるため、お別れに訪れる方は注意が必要です。
この閉店は、岡山市内で続くマクドナルドのインショップ型店舗整理の流れの一環です。ヤマダデンキ岡山下中野店に続く閉店であり、ドライブスルーや24時間営業が可能な独立型店舗へのシフトが明確になっています。モールの営業時間に縛られず、より柔軟なサービス提供ができる店舗への転換が進んでいるのです。
一方で、全国レベルで見れば、マクドナルドは閉店以上のペースで新規出店を行っており、総店舗数は増加しています。岡山県内でも倉敷真備店が新規オープンするなど、地域のニーズに合わせた新しい店舗の展開は続いています。
津島モール店の利用者は、今後は岡山野田店やイオンモール岡山店を利用することになります。どちらの店舗も津島モール店にはなかったサービス(ドライブスルーや朝マック、長時間営業)を提供しているため、利便性は向上する可能性もあります。
木村: 長年親しまれた店舗が閉店するのは寂しい出来事ですが、マクドナルドは時代に合わせた店舗展開へと舵を切っています。重要なのは以下の3点です。
- 閉店は不採算の整理であり、全体では純増している
- インショップ型から独立型・ドライブスルー対応店舗へのシフト
- 代替店舗ではより充実したサービスが受けられる可能性
フレスタモールカジル津島も、マクドナルド閉店後の跡地に新たなテナントが入ることを期待したいですね。地域の商業施設として、これからも進化を続けてほしいと思います。



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