卒業旅行の穴場スポットランキングTOP30発表!岡山・倉敷が全国7位に輝いた理由とは【NEWT調査2026】

旅行アプリ『NEWT(ニュート)』を運営する株式会社令和トラベル(東京都渋谷区・代表取締役:篠塚 孝哉)が、全国1,741自治体を対象とした独自調査「卒業旅行の穴場スポットランキング TOP30」を発表しました。その結果、岡山県倉敷市が全国第7位にランクイン。地元・岡山を身近に感じる立場として、今回はランキングの内容を詳しく掘り下げるとともに、倉敷の魅力を改めてお伝えします。

「穴場」×「コスパ」×「SNS映え」——今どき学生が旅行に求める3つの価値

本ランキングは、単純な知名度や豪華さではなく、現代の学生が旅行に求めるリアルな価値観を軸に設計されています。具体的には以下の5つの評価軸(各20点・合計100点満点)で全国自治体を多角的にスコアリングしています。

評価軸 配点 着目ポイント
コスパ総合力 20点 宿泊・交通・グルメの価格帯
穴場度 20点 混雑回避・プレミアム感
SNS映え 20点 視覚的インパクト・拡散性
ご当地グルメ 20点 体験価値・オリジナリティ
体験の多様性 20点 アクティビティ・文化・工芸など

現代の学生が旅行に求めるのは、単なる有名地への訪問ではなく、「その土地でしか得られない本物の体験」「スマートフォン越しに伝わる視覚的インパクト」「納得できる価格」の三位一体であると、同社は分析しています。このフレームワークを前提に、ランキング上位の顔ぶれを見ていきましょう。

TOP10一覧——1位から10位の顔ぶれと注目ポイント

まずはTOP10を一覧で確認します。

順位 自治体 合計スコア 特に高い評価軸
1位 沖縄県 久米島町 98点 コスパ・穴場・SNS映え(各満点)
2位 鹿児島県 奄美市 97点 グルメ・体験の多様性(各満点)
3位 宮城県 栗原市 93点 穴場度・SNS映え(各満点)
4位 島根県 松江市 92点 穴場度(満点)
5位 長野県 駒ヶ根市 91点 SNS映え(満点)
6位 愛知県 犬山市 90点 SNS映え・グルメ(各満点)
7位 岡山県 倉敷市 90点 SNS映え・グルメ(各満点)
8位 鹿児島県 屋久島町 89点 SNS映え・体験の多様性(各満点)
9位 香川県 三豊市 88点 SNS映え(満点)
10位 北海道 美瑛町 87点 SNS映え(満点)

1位の沖縄県久米島町は、コスパ・穴場度・SNS映えの3軸で満点20点を獲得し、合計98点という圧倒的なスコアで首位に輝きました。沖縄本島から西に約100km、飛行機でわずか30分の距離にありながら、宮古島や石垣島ほどの混雑がなく、「ハテの浜」という何もない純白の砂州が広がる景観はSNS世代に刺さる圧倒的な被写体です。「久米島ウミガメ館」での学習体験や洞窟散策など文化的コンテンツも揃っており、学生の多様な需要に応えています。

2位の鹿児島県奄美市は世界自然遺産エリアの中核で、「シマ唄」に代表される独自文化が息づく場所。仲間と進むマングローブ原生林のカヌー体験は連帯感を高め、名物「鶏飯(けいはん)」はセルフスタイルで盛り付ける楽しさがあり、体験価値が非常に高いと評価されています。

3位の宮城県栗原市は「穴場」という言葉の真意を体現するスポット。栗駒山でのハイキングは都会の喧騒を忘れさせ、「神の絨毯」と称される紅葉のイメージが強いながらも、2026年調査では学生が静かに圧倒的絶景を楽しめる自治体として高評価を得ました。栗原市商工観光部田園観光課長の伊藤和幸氏は「栗駒山の恩恵を受けた数々の名湯や絶品料理も楽しめますので、大切な仲間と豊かな旅をお過ごし下さい」とコメントしています。

4位の島根県松江市は、インバウンドの影響が比較的少なく落ち着いた「大人の卒業旅行」が楽しめる県庁所在地。冬季には城下町の堀をこたつ船で巡れる「堀川遊覧船」が登場し、玉造温泉は「天然の化粧水」と称されるほどの泉質を誇ります。2026年は「美肌」と「開運」をテーマにしたプロモーションが静かなブームを呼んでいます。

5位の長野県駒ヶ根市は、ロープウェイで標高2,600m超にアクセスできる「千畳敷カール」が最大の武器。3月でも厚い雪に覆われた青空と雪山のコントラストは息を呑む美しさで、本格的な登山装備なしで「雲の上」体験ができる手軽さが学生に支持されています。地元グルメ「駒ヶ根ソースかつ丼」(千切りキャベツの上に秘伝ソースのかつを盛る)も旅の達成感を高めます。駒ヶ根市商工観光課は「7月頃から高山植物を楽しめる千畳敷カールや、『すずらんソフトクリーム』もぜひ」とコメントしています。

6位の愛知県犬山市は、国宝犬山城を中心に城下町での食べ歩きが楽しめる若年層人気の高いスポット。「恋小町だんご」をはじめとする映えグルメが常に新陳代謝しており、三光稲荷神社のハート型絵馬は友情や良縁を願う学生のパワースポットとしても人気です。一般社団法人犬山市観光協会事務局長の後藤真司氏は「歴史と現代が融合する観光地として、常に進化し続ける犬山へぜひ」と招きかけています。

【全国7位】岡山県倉敷市——SNS映え・グルメ満点、「体験型観光」の最前線

倉敷美観地区
倉敷市観光課 提供

今回のランキングで特に注目したいのが、岡山県倉敷市の第7位というポジションです。スコアの内訳を見ると以下のようになっています。

コスパ総合力 穴場度 SNS映え グルメ 体験の多様性 合計
17点 15点 20点(満点) 20点(満点) 18点 90点

SNS映えとグルメで満点20点を叩き出した点が際立っています。穴場度は15点とやや控えめで、それだけ知名度と実力を兼ね備えた「本物の観光地」であることの裏返しとも言えます。

白壁の美観地区と運河——「映える」景観の構造的な強さ

倉敷美観地区の白壁の町並みと運河が織りなす風景は、和の情緒と静謐さが同居する、カメラを向けるだけで絵になる景観です。単に「古い建物がある」のではなく、運河・柳並木・白壁・石畳という複数の要素が一体となって構成されているため、撮影のアングルが豊富でSNS映えの観点から非常に高い評価を受けています。

スイーツ激戦区と「デニムの聖地」——グルメ・体験の二刀流

グルメ面では、「くらしき桃子」の桃パフェや「有鄰庵」のしあわせプリンなどスイーツの激戦区として知られており、地元産フルーツを使ったオリジナルスイーツが学生を中心に高い人気を誇ります。

さらに、倉敷市児島は「国産ジーンズ発祥の地」として世界的にも知名度があります。デニムをテーマにした体験型コンテンツ(オリジナルジーンズ製作など)や、マスキングテープのデコレーション体験など、自分だけの一点物を作れる「体験型観光」が2026年のトレンドに合致しています。個性を重視する学生の好奇心を強く刺激する土地柄です。

また、瀬戸大橋の夕景と水島コンビナートの工場夜景を楽しめるクルージングも、倉敷ならではのユニークな体験として注目されています。港町として栄えた玉島地区、マスカットやたけのこの産地として名高い真備・船穂地区など、エリアごとに異なる顔を持つ多様性も体験の多様性スコア18点の裏付けです。

倉敷市文化産業局 文化観光部 観光課 課長は次のようにコメントしています。

「このたび、全国1741自治体の中から7位に選出され、大変光栄に存じます。白壁の建物や柳並木が美しい倉敷美観地区は町歩きを楽しめる人気のエリアで、地元のフルーツを使ったスイーツが豊富です。また、倉敷発祥のマスキングテープを使ったデコレーション体験、児島地区ではオリジナルジーンズ製作や瀬戸大橋の夕景と水島コンビナートの工場夜景クルージングなど、倉敷ならではの体験をお楽しみいただけます。歴史と文化が息づく倉敷にぜひお越しください。」

木村

木村より

倉敷美観地区はSNS映えとグルメで満点を獲得しているのが納得感があります。「国産ジーンズ発祥の地・児島」でのオリジナルジーンズ製作は、卒業旅行の「何か形に残したい」という気持ちに直球で刺さるコンテンツ。白壁と運河の景観だけで終わらず、体験の引き出しが多い点が、岡山・倉敷エリアの本当の強みだと思っています。

8位〜10位と11位〜30位——「静かな絶景」と「コスパ周遊」がトレンドに

8位の鹿児島県屋久島町は、世界遺産の屋久杉と「縄文杉トレッキング」(所要時間10時間前後)が最大の体験価値。2026年はデジタルデトックスを求める学生の間で「ノイズを脱ぎ捨てる地」として確立しており、体験の多様性で満点を獲得しています。縄文杉は今年(2026年)、発見(公表)から60年の節目の年でもあります。屋久島町観光まちづくり課の辻真喜氏は「豊富な雨による河川、黒潮の恵みによる豊かな海など、縄文杉だけでは語りつくせない屋久島の魅力を体感してほしい」と語っています。

9位の香川県三豊市は「日本のウユニ塩湖」として知られる父母ヶ浜(ちちぶがはま)が看板スポット。干潮と日の入りが重なる数十分間が撮影のゴールデンタイムで、2026年は周辺の島々やうどん文化を組み合わせた「コスパ最強の周遊ルート」が確立されています。一棟貸しの宿が多くプライベートな時間を確保しやすい点も学生に好評。一般社団法人三豊市観光交流局マネージャーの宮本唯氏は「干潮時間は日によって異なりますので、『絶景見頃カレンダー』をご確認のうえお越しください」と実践的なアドバイスを送っています。

10位の北海道美瑛町は「丘のまち」として知られ、卒業旅行シーズンの3月前後には一面の銀世界が広がります。白金青い池では冬季限定のライトアップが行われており、凍結した池に積もる雪とライトが醸し出す神秘的な光景は、学生時代の最後を飾るにふさわしい非日常体験です。インバウンドが集中する札幌・小樽を避け、静かな絶景を求める傾向が2025年冬〜2026年春にかけて高まっています。

また、11位〜30位のラインナップは以下のとおりです。

順位 自治体
11位 別府市(大分県)
12位 金沢市(石川県)
13位 豊岡市(兵庫県)
14位 松山市(愛媛県)
15位 糸島市(福岡県)
16位 熱海市(静岡県)
17位 草津町(群馬県)
18位 直島町(香川県)
19位 尾道市(広島県)
20位 青森市(青森県)
21位 南会津市(福島県)
22位 芽室町(北海道)
23位 西目屋村(青森県)
24位 函館市(北海道)
25位 上川町(北海道)
26位 群上市(岐阜県)
27位 長浜市(滋賀県)
28位 永平寺町(福井県)
29位 津和野町(島根県)
30位 霧島市(鹿児島県)

※本ランキングは株式会社令和トラベルが独自の調査・評価に基づき作成したものです。掲載内容は2026年3月時点の情報に基づきます。

まとめ——「本物の体験」が旅の価値を決める時代に、倉敷が選ばれる理由

今回のNEWT調査が浮き彫りにしたのは、学生が旅行先を選ぶ基準が「有名か否か」から「体験の質と納得感」へと明確にシフトしているという事実です。久米島・奄美・栗原といった上位自治体は、知名度よりも「そこでしか得られない体験」を強みにしています。

その中で倉敷市が7位という高評価を得た背景には、SNS映えする美観地区の景観スイーツ激戦区としてのグルメ力、そして「国産ジーンズ発祥の地・児島」を核にした体験型観光の充実という、三つの柱が揃っていることがあります。穴場度こそ15点と控えめですが、それは実力が広く認知されている証であり、むしろコンテンツの安定感という意味では強みとも言えます。

岡山・倉敷エリアへのアクセスは新幹線で東京から約3時間半、大阪から約35分と抜群。卒業旅行のプランニングにおいて、移動コストと体験密度のバランスという点でも非常に優れた選択肢です。

木村

木村より

ランキング全体を通じて感じるのは、「体験が記憶を作る」という当たり前のことを、改めて数値で証明してもらった感覚です。倉敷はSNS映えとグルメが満点という結果が示すように、写真を撮って終わりではなく、食べて・作って・歩いて、という体験の層が厚い。美観地区だけでなく、児島・玉島・真備まで含めれば1泊2日では足りないくらいコンテンツが詰まっています。卒業旅行を考えている学生には、ぜひ「倉敷を1泊だけ」ではなく「倉敷を拠点に2泊3日」という選び方をおすすめしたいです。


◆かしこい、おトク、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』

◆公式LINEhttps://lin.ee/ZKchfbF

■令和トラベル 会社概要
令和トラベルは「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに、旅行におけるあたらしい体験や社会価値の提供を目指すデジタルトラベルエージェンシーです。2022年4月より『NEWT(ニュート)』を提供。旅行業界のDXを最大化し、旅行というエクスペリエンスを通じた社会価値の創造に挑戦しています。

  • 名称:株式会社令和トラベル
  • 所在地:東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー15F
  • 代表者:代表取締役 篠塚 孝哉
  • 創業日:2021年4月5日
  • 事業内容:旅行代理店業
  • 登録免許:第一種旅行業(観光庁長官登録旅行業:第2123号)
  • 所属協会:JATA正会員、IATA公認代理店
  • 会社HP:https://newt.net/company
  • ブランドページ:https://newt.net/brand

公式SNS

出典:海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)による調査

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