アレルギーの壁を越えた新しいお土産が岡山から全国へ
2025年11月21日、岡山県から新しいお土産が誕生します。「みんなのドーナツ」は、JR西日本岡山支社とジェイアールサービスネット岡山が展開する「JR PREMIUM SELECT SETOUCHI」の新商品として発売される、食物アレルギー対応のドーナツです。
特定原材料8品目(小麦、卵、乳、くるみ、落花生、そば、えび、かに)を使わないグルテンフリー商品として、「みんな一緒においしく笑顔あふれる時間を過ごしてほしい」という想いが込められています。小麦・卵・乳製品の代わりに米粉や豆乳、おからパウダーといった植物性の素材でしっとりと焼き上げられており、アレルギーのある人もない人も同じテーブルを囲める、まさに「みんなのための」商品となっています。
木村: 食物アレルギーは本人だけでなく、家族や友人にとっても大きな課題です。同じものを一緒に食べられるというのは、想像以上に大きな意味を持ちます。岡山県産の素材を使いながら、誰もが楽しめるお土産を開発したこの取り組みは、地域の新しい可能性を示していると感じます。
岡山の企業が生み出すアレルゲンフリーの技術
「みんなのドーナツ」の製造を担当するのは、岡山市に拠点を置く株式会社いぶきです。同社はアレルギー特定原材料を使わないお菓子の製造販売に特化した企業で、自社農園での農産物生産経験を活かしながら、アレルゲンフリー・グルテンフリー・ヴィーガン対応スイーツブランド「otomo(オトモ)」を展開しています。
株式会社いぶきの取り組みは、単なる商品開発にとどまりません。アレルゲンフリーのお菓子づくりへの情熱と、農産物の生産技術を組み合わせることで、原材料の段階から安全性を確保する体制を構築しています。この徹底した姿勢が評価され、2025年夏には大阪・関西万博のビュッフェ会場でも同社の製品が提供される予定です。地域の企業が国際的な舞台で注目を集めることは、岡山県全体の食品産業の発展にとっても大きな意義があります。
アレルゲンフリー製品の製造には、通常の食品製造とは異なる専門知識と設備が必要です。特定原材料の混入を防ぐための製造ライン管理、代替原材料による風味や食感の再現、そして何より安全性の担保。これらすべてを高いレベルで実現している株式会社いぶきの技術力は、岡山県の食品製造業における新しいモデルケースとなっています。
岡山県産素材が織りなす4つの味わい
「みんなのドーナツ」は、すべて岡山県産の素材を使用した4種類のフレーバーで展開されます。それぞれが岡山の特色を活かした、こだわりの味わいとなっています。
岡山県産白桃ドーナツは、果物王国岡山を代表するフルーツ「白桃」をジャムにして、ドーナツの生地に混ぜ合わせた一品。岡山の白桃は全国的にも高い評価を受けており、その芳しい香りと上品な甘さがドーナツで表現されています。
岡山県産抹茶ドーナツには、岡山県真庭市産の抹茶を使用。真庭市は中国山地の自然に恵まれた地域で、良質な茶葉の生産が行われています。豊かな香りとほろ苦さが、ドーナツの甘さと絶妙なバランスを生み出します。
さらにほうじ茶ドーナツと和紅茶ドーナツも用意されており、いずれも岡山県産の茶葉を使用。日本茶の持つ繊細な風味を活かした、素朴でやさしい味わいが楽しめます。4種類すべてに岡山県産素材を使うことで、地域の農業生産者との連携も深まり、地産地消の好循環が生まれています。
| 商品 | 税抜価格 | 税込価格 |
|---|---|---|
| みんなのドーナツ 4個入り (白桃、抹茶、ほうじ茶、和紅茶各1個) |
1,350円 | 1,458円 |
| みんなのドーナツ 単品(各種) | 300円 | 324円 |
※イベント時の販売価格は一部異なります。
木村: 岡山県産の素材にこだわった商品開発は、地域経済の活性化にも直結します。白桃や抹茶といった岡山の特産品を使うことで、農家さんの新しい販路にもなりますし、お土産を通じて岡山の魅力が全国に伝わる。単なる商品開発を超えた、地域振興の好事例だと思います。
岡山駅から全国へ—販売場所とオンラインショップ
「みんなのドーナツ」は、岡山・倉敷・福山のJR駅ナカにある「おみやげ街道」で購入できます。主な販売場所は以下の通りです。
岡山駅周辺
- おみやげ街道さんすて岡山
- おみやげ街道晴れの国
- おみやげ街道桃太郎
倉敷駅
- おみやげ街道倉敷
福山駅
- おみやげ街道福山
- おみやげ街道福山新幹線
オンライン販売
- 岡山駅ナカおみやげネットショップ
- 岡山駅ナカおみやげネットショップWESTERモール店
特に注目したいのが、ECサイトでの販売です。遠方にお住まいの方や、実店舗に足を運ぶ時間がない方でも、オンラインで購入できる体制が整っています。これにより、岡山を訪れたことがない人でも「みんなのドーナツ」を手に取ることができ、岡山の魅力を全国に発信する窓口となります。
倉敷の美観地区を訪れる観光客や、岡山後楽園を巡る旅行者にとって、JR駅構内で手軽に購入できるのは大きなメリットです。旅の最後に立ち寄れる場所で、アレルギー対応のお土産が買えることは、配慮が必要な方へのお土産選びの選択肢を大きく広げます。
発売記念キャンペーンで限定ポストカードをゲット
「みんなのドーナツ」の発売を記念して、購入者にJR西日本の車両や岡山支社キャラクターとドーナツがコラボレーションしたポストカードをプレゼントするキャンペーンが実施されます。
キャンペーン①:山陽新幹線ふれあいデー in岡山 2025
2025年11月23日(日)に、岡山市北区北長瀬本町の博多総合車両所岡山支所で開催される「山陽新幹線ふれあいデー in岡山 2025」では、ジェイアールサービスネット岡山のブースで「みんなのドーナツ」が販売されます。
開催概要
- 日時: 2025年11月23日(日)午前10時00分〜
- 会場: 博多総合車両所 岡山支所(山陽本線「北長瀬駅」から徒歩約10分)
- 対象商品: みんなのドーナツ 4個入り
- 特典: ポストカード1枚プレゼント(お一人様1回限り、限定200枚)
- 限定デザイン: ドクターイエロー(T5編成)バージョン
このイベントは、新幹線の安全性や快適性、環境への優しさを体感できる毎年人気のイベントで、3,000人以上の来場が予想されます。ドクターイエロー版のポストカードは、この日だけの限定デザインとなっており、鉄道ファンにとっても見逃せない特典です。
キャンペーン②:おみやげ街道さんすて岡山
さんすて岡山の「おみやげ街道」でも、2025年11月21日(金)の商品準備完了時から、無くなり次第終了でポストカードプレゼントキャンペーンが実施されます。岡山駅を利用する機会が多い方は、こちらでも特典を受け取ることができます。
木村: 新幹線ふれあいデーは家族連れにも人気のイベントです。子どもたちが新幹線を間近で見られる貴重な機会に、アレルギー対応のお土産が買えるというのは、保護者の方にとっても安心材料になるはずです。岡山の魅力発信と、実用的な配慮が両立している点が素晴らしいですね。
まとめ:誰もが笑顔になれるお土産が岡山から
「みんなのドーナツ」は、単なるアレルギー対応商品という枠を超えて、「一緒に食べる喜び」を提供するという明確なコンセプトを持った商品です。食物アレルギーのある人が、別のメニューを選ばなければならない場面は意外と多く、それは本人にとっても、周囲の人にとっても心苦しいものです。
岡山県産の白桃、抹茶、ほうじ茶、和紅茶を使った4つのフレーバーは、地域の特産品を活かしながら、誰もが安心して楽しめる味わいを実現しています。製造を担当する株式会社いぶきの技術力と情熱、そしてJR西日本岡山支社とジェイアールサービスネット岡山の地域振興への取り組みが結実した形です。
岡山駅、倉敷駅、福山駅の駅ナカ店舗での販売に加え、オンラインショップでの購入も可能なため、全国どこからでもアクセスできる体制が整っています。11月23日の新幹線ふれあいデーでは、限定デザインのポストカード特典もあり、イベントとしても楽しめる要素が盛り込まれています。
岡山から全国へ、そして世界へ。アレルギーの壁を越えて、みんなが同じテーブルで笑顔になれる—「みんなのドーナツ」は、そんな未来への一歩を示しています。
木村: 「みんなのドーナツ」が示しているのは、配慮と品質の両立です。アレルギー対応だから妥協する、ではなく、誰もが美味しく楽しめる商品を追求する。そして岡山県産の素材を使うことで、地域経済にも貢献する。このような商品開発の姿勢は、他の地域や業種にとっても大きなヒントになるはずです。岡山・倉敷・総社エリアには、こうした先進的な取り組みを続ける企業がたくさんあります。地域の可能性を信じて、新しい価値を生み出していく—それが私たちの使命だと改めて感じました。



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