「岡山のお笑いを文化に」地域発の笑いが集結する新春イベント
2026年1月10日(土)、岡山市北区の西川アイプラザで「岡山お笑い大集合〜新春お笑いネタLIVE〜」が開催されます。13:00開場、13:30開演で、前売券800円、当日券1,000円という手頃な価格設定も魅力です。
このイベントを主催するのは岡山演芸集団スリーセクター。代表を務めるのは、岡山を代表する社会人漫才師アンバーアクアマリンの豪将さんです。「岡山のお笑いを文化に、地域のお笑いをお馴染みにしたい」という明確なビジョンのもと、岡山県内のお笑いシーンを牽引する若手から中堅の芸人たちが一堂に会します。
チケットは下記より申込み可能です。
地方都市において、東京や大阪のような大手事務所所属の芸人だけでなく、地元で活動する社会人芸人や学生芸人が主役となるイベントは貴重です。このライブは「地産地消の笑い」を全県民に届けるという、地域文化創造の試みとも言えるでしょう。
木村:岡山でこういう地域密着型のお笑いイベントが定期的に開催されるようになったのは、本当に素晴らしいことだと思います。前売り800円というのは、若い人や学生でも気軽に足を運べる価格設定ですよね。お笑いを「特別なもの」ではなく「日常の文化」にしようという主催者の本気度が伝わってきます。
M-1ナイスアマチュア賞受賞の山陽汽船をはじめとする実力派芸人が集結
今回のイベントの出演者には、全国大会で実績を残した実力派が揃っています。中でも注目は山陽汽船です。岡山・香川で活動する社会人漫才師である彼らは、2025年M-1グランプリでナイスアマチュア賞を受賞し、大きな注目を集めました。日中は本業をこなしながら芸人活動を続ける「西のサラリーマン漫才」として、業界内でも話題の存在です。
主催者であるアンバーアクアマリンは、カラオケの「気持ちいいところだけ」をお客さんに歌わせるという斬新なビジネス提案漫才など、ユニークで創意工夫に富んだネタが特徴。既に複数のお笑いライブで多くの観客を集め、岡山お笑いシーンの中核を担っています。
ダイゴロー。は岡山県在住のものまね芸人・司会者として活動。野球好きで昭和歌謡や平成J-POPを得意とし、独特のネタスタイルで地元のお笑いシーンに欠かせない存在です。
無限天国はM-1グランプリやR-1グランプリなどの大会予選を勝ち抜いた実力派で、漫才・コント・1人芸など幅広い表現ジャンルで活躍。ヨーコオレンジも岡山県内のお笑いシーンで活動する注目の若手芸人として期待が高まります。
これらの出演者に共通するのは、M-1グランプリやR-1グランプリなど全国大会の予選を勝ち抜いた実績を持つということ。「地方発のお笑いにも高いレベルがある」ことを証明し、岡山・倉敷・総社地域のお笑い文化を全国規模で確立していこうという気概に満ちています。
岡山大学など中四国の大学お笑いサークルが次世代の笑いを創る
本イベントのユニークな点は、プロ・アマの芸人だけでなく、中四国の主要大学のお笑いサークルが多数参加することです。これは単なるイベントではなく、地域の笑い文化を次世代に継承していく試みでもあります。
岡山大学落語研究会
岡山大学の公認クラブとして、落語・漫才・コントなど「笑い」に関する幅広い活動を展開。今回は「あきあかね」「曖昧ピアノ」「アジフライ」「フットコーヒー」「アラタニ」「凍ったバスピスで釘を打つ」「細田」「サインポール」「プルコギ晩年」という多彩なメンバーが出演します。同研究会は2025年11月30日に岡山桃太郎温泉での出張寄席も実施するなど、地域に根ざした活動を継続中です。
香川大学お笑いサークル笑い処
「でんでんむし」「3×3=YO(さざんがよー)」「しょうご」といったメンバーが四国のお笑いシーンを牽引。創意工夫に富んだコンテンツで観客を楽しませます。
島根大学お笑いサークルあちゃらか
「肩田太一」「ナス」「ニトロ」といったメンバーが、中四国地方の大学サークルとして地域内での交流と笑いの文化構築に貢献しています。
広島大学お笑いサークル(笑)カッコワラ
広島の若手学生芸人たちが、ネタの鮮度と勢いで観客を魅了。大学サークルならではのフレッシュな笑いが期待できます。
さらに、岡山新人お笑いライブSHOCKからは「するスポーツ」「ねがてぃぶスクラッパー」「カワウソ祭」という新進気鋭の若手芸人ユニットも登場。将来のスター候補たちの熱い演技も見どころです。
木村:大学サークルの参加は本当に良い取り組みですね。学生たちにとっては貴重な舞台経験になりますし、観客にとっても若い感性の笑いに触れられる。そして何より、こうした場を通じて「岡山でお笑いを続けていける」という道筋が見えることが重要だと思います。卒業後も社会人芸人として活動を続ける人が増えれば、岡山のお笑いシーンはもっと活性化するでしょう。
昨年の大規模イベントから地域密着型へ進化
2024年には「よしもと爆笑お笑いライブin岡山」が岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場で開催され、サンドウィッチマン、ナイツ、U字工事などの有名芸人が出演しました。大規模で華やかなイベントとして大きな注目を集めましたが、2026年の「岡山お笑い大集合」は、方向性が明確に異なります。
今回のイベントは、地域に根ざした社会人芸人と大学サークルを中心とした、より「岡山発」の笑い文化を創造する試みです。東京や大阪の有名芸人を呼ぶのではなく、岡山で活動する芸人たちが主役。これは「お笑いを消費する」のではなく「お笑いを育てる」という姿勢の表れです。
チケット価格も前売り800円、当日1,000円と手頃に設定されており、気軽に足を運べます。会場の西川アイプラザ(岡山市北区幸町10-16)は岡山市中心部に位置し、アクセスも良好です。ただし会場に駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されています。倉敷市からは約14km・41分、津山市からは約45km・93分の距離です。
チケットはtiget(チケットサイト)で前売り予約を受付中。地域のお笑い文化発展を応援したい方、岡山発の新進気鋭の芸人を応援したい方、そして新春を笑いで始めたい方まで、幅広い層の来場が期待されています。
岡山・倉敷・総社エリアの文化的ポテンシャル
このイベントを通じて見えてくるのは、岡山・倉敷・総社エリアが持つ文化的ポテンシャルの高さです。岡山は古くから「文化都市」としての顔を持ち、美観地区を擁する倉敷は観光地としても知られています。総社市も吉備路の歴史文化を活かした地域づくりに力を入れています。
しかし、これまでエンターテイメント分野、特にお笑いの分野では、東京や大阪の芸人を「招く」側に回ることが多かったのが実情です。今回の「岡山お笑い大集合」は、その構図を変えようとする挑戦。地元で育ち、地元で活動する芸人たちが主役となり、地元の観客が支えるという、持続可能な文化エコシステムの構築を目指しています。
M-1グランプリ2025で山陽汽船がナイスアマチュア賞を受賞したことは、岡山のお笑いシーンが全国レベルに達していることの証明です。このような実績が積み重なれば、「岡山といえばお笑い」というイメージが定着する日も遠くないかもしれません。
また、大学サークルの参加は、若い世代への文化継承という意味でも重要です。岡山大学、香川大学、島根大学、広島大学という中四国の主要大学が参加することで、エリア全体のネットワーク形成にもつながります。卒業後も地域に残って活動を続ける芸人が増えれば、岡山・倉敷・総社エリアのお笑い文化はさらに豊かになるでしょう。
木村:地域でビジネスをしていると、文化的な土壌の豊かさが経済活動にも影響することを実感します。お笑いのような身近なエンターテイメントが根付けば、街の魅力が高まり、人も集まりやすくなる。このイベントは単なる一日の催しではなく、岡山・倉敷・総社エリアの未来への種まきなんだと思います。
まとめ:新春を笑いで彩る、岡山発の文化創造プロジェクト
2026年1月10日に開催される「岡山お笑い大集合〜新春お笑いネタLIVE〜」は、岡山のお笑いを文化として定着させようとする重要な一歩です。M-1グランプリでナイスアマチュア賞を受賞した山陽汽船をはじめとする実力派社会人芸人、岡山大学など中四国の大学お笑いサークル、そして新人芸人たちが一堂に会し、地産地消の笑いを届けます。
前売り800円、当日1,000円という手頃な価格設定は、お笑いを特別なものではなく日常の文化にしたいという主催者の想いの表れです。西川アイプラザという岡山市中心部の会場で、気軽に質の高いお笑いを楽しめる環境が整っています。
このイベントの意義は、単に笑いを提供することだけではありません。地元で活動する芸人を応援し、若い世代に舞台経験を提供し、地域のお笑い文化を次世代に継承していく。そうした持続可能な文化エコシステムの構築こそが、本当の目的なのです。
木村:2026年の始まりを、岡山発の笑いで彩る。これ以上に素敵な新年の迎え方はないと思います。重要なのは、①手頃な価格設定で誰でも参加できること、②地元芸人が主役であること、③若い世代も巻き込んでいることの3点。これらが揃うことで、お笑いが一過性のイベントではなく、地域の文化として根付いていくはずです。岡山・倉敷・総社エリアで暮らす皆さん、ぜひ会場に足を運んで、この文化創造プロジェクトに参加してみてください。きっと、地域の新しい魅力を発見できると思いますよ。



コメント